お風呂上がりなのにワキガが臭う……原因と正しい入浴方法を紹介

お風呂に入ってきれいに体を洗ったはずなのに、ワキガのニオイが残っていてつらい気持ちになったことはありませんか?実は、入浴後にワキガ臭がする場合は、入浴の方法や使用しているタオルなどに問題があるケースが少なくありません。

そこで今回は、入浴後にニオイが残ってしまう原因と、体のニオイをすっきり落とす正しい入浴方法を紹介します。やってしまいがちなNG習慣にもふれますので、心当たりのある方はぜひ今日から入浴方法を見直してみてください。

通常、お風呂上がりにワキガは臭わない

通常、入浴直後にワキガが臭うことはありません。

そもそもワキガのニオイの原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗ですが、体から出た直後の汗はほとんどニオイがなく、細菌に分解されて初めてニオイを放つようになります。

その点、お風呂上がりはニオイの原因である汗が洗い流され、細菌も少なくなっているため、ニオイが発生しにくい状態です。

では、なぜお風呂上がりにワキガが臭うことがあるのでしょうか。その原因を次の章で詳しく見ていきましょう。

お風呂上がりにワキガ臭が気になる4つの原因

容器, バスケット, 屋内, 座る が含まれている画像

自動的に生成された説明

お風呂上がりにワキガのニオイが気になる場合、おもに4つの原因が考えられます。

汚れが十分に落ちていない

汗をきれいに流したつもりでも、汗に含まれる脂質やたんぱく質が体に残っていると、ニオイの発生は抑えられません。

特に、シャワーだけで簡単に入浴を済ませている場合は要注意です。シャワーだけでは体が温まらず、発汗が促されないため、毛穴の奥の汚れが残りやすくなります。

ワキガのニオイが気になる場合はまず入浴方法を見直し、体の汚れをていねいに洗い流すように心がけましょう。

体をゴシゴシ洗いすぎている

汚れを洗い流すことは重要ですが、ボディタオルなどを体に強くこすりつけるのは避けなければなりません。

体を強くこすりすぎると、傷ついた肌を守るために皮脂が過剰に分泌され、ワキガのニオイが強くなるおそれがあります。また、ゴシゴシ洗いをしすぎると、肌に存在する常在菌のバランスが崩れてニオイが強くなることもあるのです。

体の汚れは、よく泡立てたボディソープなどで優しく洗い流せばきれいに落とせます。ニオイが気になるからといって、強くこすりすぎないようにしてください。

体を拭くタオルが刺激になっている

入浴後に使うタオルにも注意が必要です。

体を拭くタオルが硬かったり、タオルで拭く際に強くこすったりすると、肌が傷つき皮脂の過剰分泌をまねくおそれがあります。体を拭く際は、タオルを体に軽く押し当てて水分を吸い取らせるようにしましょう。

なお、いつも使っているタオルでも、使い始めから半年~1年も経てば吸水性が落ちて硬くなってきます。こまめに新しいものと交換して、肌への刺激をできるだけ減らすようにしましょう。

衣類やタオルにニオイがついている

入浴後にワキガのニオイが気になる場合は、体ではなくタオルや衣類にニオイの原因があるケースも少なくありません。

例えば、何度も使用したタオルや衣類には、どれほど気を付けていても皮脂やたんぱく質の汚れが蓄積してくるものです。汚れが細菌に分解されると不快なニオイが発生するため、体から臭っていると勘違いしている場合もあるでしょう。

また、タオルや衣類にワキガ臭の原因となる細菌が残っていると、細菌が体に再付着してワキガ臭が発生することもあります。

衣類やタオルの皮脂汚れが気になる場合は、まずアルカリ性の洗剤でしっかり洗ってみてください。それでもニオイが気になる場合は、新しいものに取り替えるなどしてニオイをもとから断つ工夫をしてみましょう。

お風呂上がりのワキガ臭を抑える入浴方法

屋内, 窓, 人, 女性 が含まれている画像

自動的に生成された説明

次は、ワキガのニオイを抑える正しい入浴方法を紹介します。今まで正しいと思っていた方法が実はNGだったという場合もあるかもしれません。しっかりポイントを押さえて、お風呂上がりのワキガ臭を抑えましょう。

シャワーだけではなく、しっかり湯船につかる

ワキガのニオイ対策をしたいのならば、シャワー浴だけでは不十分です。シャワーを浴びれば体の表面の汗や汚れは洗い流せますが、毛穴の奥の汚れや皮脂汚れは残ってしまいます。

面倒でも湯船につかって汗をかき、毛穴の奥の汚れまですっきり出し切りましょう。湯船につかると、皮脂汚れも落ちやすくなります。

時間に余裕がある場合は、43度くらいのお湯で10分間半身浴をしたあと、36度のぬるま湯で全身浴をするのがおすすめです。体中の毛穴が開き、たまっている老廃物がしっかり排出されます。

入浴しすぎはNG!お風呂は一日1回

ニオイが気になるからといって、一日に何度も入浴するのはおすすめできません。

肌を洗いすぎると、常在菌のバランスが崩れたり皮脂の量が減ったりするため、肌が荒れやすくなります。そして肌荒れが起きると、今度は肌を守るために皮脂の分泌量が増えるため、かえってワキガのニオイが強くなる可能性もあります。

したがって、シャワーを含めて入浴は一日1回までにとどめるのが無難です。

それでも汗が気になる場合は、ニオイが広がる前にぬれタオルなどでこまめに汗を拭き取りましょう。ぬれタオルを使えば、汗の水分だけではなく皮脂も取り除けるため、ワキガのニオイが発生しにくくなります。

ゴシゴシ洗い厳禁!体は泡で優しく洗う

ニオイが気になるからといって、体をゴシゴシ強く洗うのは逆効果です。皮脂の過剰な分泌をまねき、ワキガのニオイが強くなるおそれがあるため避けましょう。

体の汚れは、湯船にしっかりつかればきちんと排出されます。肌への刺激を避けるため、ボディソープや石鹸の泡で体全体を優しくなでるように洗いましょう。

そして、体を洗ったあとは洗浄成分を洗い流すことも大切です。ボディソープや石鹸の成分が残っていると、それをエサとしてニオイの原因菌が増殖します。ワキガのニオイが強くなる原因となるため、汚れと一緒にしっかりと洗い流しましょう。

なお、ボディソープや石鹸は殺菌作用のあるものがおすすめです。消臭作用や保湿効果を併せ持つものもあるため、目的に合わせて選んでください。

入浴後は清潔なタオルで水分を取り除く

入浴後は、やわらかく清潔なタオルで水分を取り除きましょう。タオルを肌に優しく押し当てて水分を吸い取らせると、肌への刺激を抑えられます。

入浴後の清潔な状態でニオイのケアをするのもおすすめです。このタイミングで抗菌作用のあるデオドラント製品を利用すれば、ニオイの発生を長時間抑えやすくなります。

お風呂上がりのワキガ臭対策も、当院におまかせください!

入浴直後にワキガのニオイが気になる場合は、入浴方法やタオル・衣類に問題があるケースがほとんどです。この機会に入浴方法を見直し、タオルや衣類の状態もしっかりチェックしましょう。

ただし、入浴で得られるニオイの軽減効果は一時的なものです。ワキガそのものを改善したい場合は、医療機関を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

当クリニックでは、ワキガの症状だけではなく、治療を受ける方の年齢や生活背景に応じた治療方法を提案しています。運動量の多い中高生向けの治療や、長期的な効果を望む方に適した治療など、選択肢はさまざまです。ワキガ臭対策は、当クリニックにおまかせください。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

関連記事一覧