軽度のワキガは治療すべき?セルフチェック法やおすすめのケアを紹介します

ワキガは症状により、5つのレベルに分類されます。そして、一般的に治療対象とされるのはレベル3以上です。しかし、ワキガに悩む方のうち、自分の症状がどのレベルに該当するか知っている方は少ないのではないでしょうか。

また、軽度のワキガの場合、治療すべきかどうか判断に迷う場合も多いと思います。

そこで今回は、簡単にできるワキガレベルのセルフチェック方法と、ワキガの症状をおさえるおすすめのケアを紹介します。美容外科で受けられる軽度ワキガ向けの施術にも触れますので、「手術するほどではないけれど、しっかりケアしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

あなたのワキガは軽度?重度?ワキガレベルの簡単セルフチェック法

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わきのニオイが気になっても、他人にはなかなか相談できないものです。「ワキガかな?」と思ったら、自宅でできる簡単な方法でワキガレベルを確認してみましょう。

もしかしてワキガ?ワキガを判定する5つのチェック項目

ワキガの方には、いくつかの共通点があります。あてはまる項目があるかどうか、チェックしてみましょう。

・耳垢が湿っている

耳垢が湿っている人は、ワキガの原因であるアポクリン汗腺の数が多く、汗の分泌も活発であることが推測されます。特に、耳垢の色が濃く、溶けたキャラメル状になっている場合はワキガの可能性大です。

・家族にワキガの人がいる

ワキガは、遺伝しやすい体質の一つです。両親や兄弟姉妹でワキガの人がいる場合は、ワキガあるいはワキガ体質の可能性があります。

・衣類のわき部分に黄ばみができやすい

アポクリン汗腺から分泌される汗に含まれている成分に、「リポフスチン」という色素があります。リポフスチンは洗濯しても落ちにくいため、下着や衣類のわき部分に黄ばみができやすい人は、ワキガかもしれません。

・ニオイが気になりだしたのは思春期頃から

アポクリン汗腺の働きは、性ホルモンの影響を受けて活発になるため、思春期頃からワキガに悩む人が増えてきます。ただし、女性の場合、月経や妊娠・出産などが原因で、一時的にワキガの症状があらわれることも少なくありません。

・周囲の人にニオイを指摘されたことがある

自分の体臭に慣れてしまうと、ワキガのニオイが認識できなくなることがあります。しかし、複数の人にニオイを指摘されたことがある場合は、ワキガを疑ってみましょう。

ワキガレベルの簡単セルフチェック法

ワキガが疑われる場合は、ガーゼを使ってワキガレベルをチェックしましょう。

方法は簡単です。まずガーゼをわきにはさみ、数分間軽く運動(階段の上り下りなど)をします。その後、ガーゼのニオイを確認し、以下5段階のどのレベルに該当するか判断してください。

  • レベル1:無臭。
  • レベル2:ごくわずかにニオイを感じる。
  • レベル3:ガーゼに鼻を近づけると、ニオイを感じる。(軽度ワキガ)
  • レベル4:ガーゼに鼻を近づけなくても、ニオイを感じる。(中度ワキガ)
  • レベル5:ガーゼを手に持っただけで、ニオイを感じる。(重度ワキガ)

治療が必要とされるのは、一般的にレベル3以上です。しかし、ニオイの感じ方には個人差があるため、レベル2以下でも日常生活に支障が出るほど悩む方もいます。ニオイが気になる場合は医療機関を受診して、治療方法も含めて相談しましょう。

軽度のワキガの方へ!ニオイをおさえるおすすめケアを紹介

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軽いワキガの場合、日常生活の見直しや適切なケアでニオイが気にならなくなることもあります。ニオイをおさえる具体的なケアとしては、次のようなものが考えられます。

日常生活からニオイをおさえる方法

日常生活では、ニオイが強くなりやすい食事や汗腺を刺激する嗜好品を避けること、ストレスを減らして発汗量をおさえること、適度な運動で老廃物の排出を促すことなどが大切です。

・食生活の見直し

肉類や乳製品、菓子など高脂質の食事は、ワキガの症状を悪化させることがあります。肉類ではなく、脂質の少ない大豆や魚などでたんぱく質を補うなど、食事の内容を見直してみましょう。

飲酒・喫煙を控える

アルコールやニコチンを摂取すると、汗腺の働きが活発になります。アポクリン汗腺の働きが活発になるとワキガの症状が強くあらわれやすくなるため、できるだけ控えてください。

ストレスをためない

ストレスが高まると交感神経が刺激され、汗の分泌量が増えます。汗の量が増えると、ニオイが拡散しやすくなるため、注意が必要です。ゆっくり入浴する・夢中になれる趣味を見つけるなどして、ストレスをためないようにしましょう。

適度な運動を心がける

運動して汗をかくと、老廃物が排出されやすくなります。老廃物がたまっていると、細菌が繁殖しやすくなるため、適度に運動してニオイの軽減を図りましょう。

わきをケアしてニオイをおさえる方法

こまめに汗をふく・わき毛を処理する・制汗剤を利用するなど、わきのケアでニオイをおさえることも可能です。

・汗はにおう前にふき取る

ワキガのニオイの原因は、アポクリン汗腺から分泌される汗です。長時間放置するとニオイが強くなるため、汗をかいたら早めにふき取りましょう。暑い季節には、こまめにシャワーを浴びて汗を流すのもおすすめです。

・わき毛を処理する

わき毛の密度が高いと、雑菌が繁殖しやすくなります。こまめに処理して、においにくい環境を整えましょう。永久脱毛を希望する場合は、医療機関で針脱毛を受けるのもおすすめです。絶縁針で毛根を破壊する際に、アポクリン汗腺にも部分的にダメージを与えられるため、ニオイの軽減に効果が期待できます。

・制汗剤を使用する

市販の制汗剤を使用するのも方法の一つです。制汗・消臭成分だけではなく、殺菌成分を含むものを選びましょう。長時間の効果を期待する場合は、肌に密着しやすいクリームタイプやロールオンタイプがおすすめです。

軽度のワキガでも、ニオイが気になる場合は治療対象に

ワキガレベルが低くても、ニオイが気になる場合は積極的に医療機関に相談しましょう。軽度であれば、手術以外の方法を選択することも可能です。

注射するだけの“ボツリヌストキシン注射”

しわ取りに効果が期待できることでよく知られている“ボツリヌストキシン注射”は、わきの下に注射すると発汗を抑制するため、ワキガ症状の軽減にも役立ちます。

注射をするだけなので、施術時間は10分程度です。ダウンタイムがなく、施術後の行動に制限もないため、忙しい方でも気軽に受けられます。

効果があらわれ始めるのは、注射から2~3日後です。1~3ヵ月ほどでピークを迎え、そのあと徐々に効果が弱まりますが、6ヵ月ほど効果は持続します。

長期的な効果を期待する場合は繰り返しの施術が必要ですが、軽いワキガの場合、ニオイの気になる時期が限定されていることも少なくありません。

例えば、春先の4月に注射を打てば秋口の10月まで効果が期待できます。このようなことから、「特定の季節だけニオイをおさえたい」「結婚式などの大切なイベントに合わせて症状をおさえたい」という方にも、ボツリヌストキシン注射はおすすめです。

切らずにマシンで治療する方法

高周波や電磁波を照射し、汗腺を破壊する方法もあります。

・ビューホット:高周波で汗腺を焼灼・破壊

ビューホットは、極細針の先端から高周波を照射し、汗腺を焼灼・破壊するマシンです。皮膚へのダメージをおさえつつ、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を破壊するため、ワキガや多汗症に高い効果が期待できます。

治療時間は、両わきで20分程度です。ダウンタイムがなく、施術後すぐに普段と同じ生活に戻れます。一般的に、一度破壊された汗腺は再生されないといわれているため、長期的な効果を得たい人におすすめです。

・ミラドライ:電子レンジと同じ原理で汗腺を破壊

ミラドライは、アタッチメントをわきにあてて電磁波を照射し、汗腺を焼灼・破壊するマシンです。周辺組織のダメージをおさえるため、独自の冷却システムを搭載しています。汗腺に含まれる水分をターゲットとするため、ワキガにも多汗症にも効果が期待できます。

治療時間は、両わきで20分程度です。ダウンタイムがないこと・施術後の行動制限がないことはビューホットと同様です。こちらも、長期的な効果が期待できます。

軽度~重度まで、ワキガの治療は銀座長澤クリニックにご相談ください

ワキガは、症状により5段階に分類されます。ワキガレベルが3以上の場合は、一般的に治療対象となりますが、2以下であっても日常生活に支障が生じている場合は治療が必要です。症状の軽重に関わらず、ワキガに悩んだら医療機関を受診しましょう。

当クリニックでは、今回ご紹介した切らないワキガ治療のほか、HIFU(ハイフ:高密度焦点式超音波照射器)を利用した治療や、手術でアポクリン汗腺を除去する方法など7つのワキガ治療をご用意しています。

また、小学生や中高生のワキガ治療も可能です。症状や生活スタイルに配慮し、よりよい治療法をご提案しますので、ぜひ当クリニックにお気軽にご相談ください。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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