ボトックス注射で自然なフェイスラインを手に入れよう

ボトックス注射で自然なフェイスラインを手に入れよう

「エラは削らなければ治せない」と以前はいわれていましたが、最近はボツリヌストキシン注射(以下、ボトックス注射)で、エラを目立たなくすることができるようになりました。しかし、ボトックス注射によるエラの治療を受ける前には、メリットだけではなくデメリットも知っておく必要があります。

そこで今回は、ボトックス注射がなぜ自然なフェイスラインを作れるのかについて簡単に説明し、ボトックス注射のメリットと注意点をわかりやすくまとめます。

ボトックス注射でなぜフェイスラインを整えることができるの?

まず、ボトックス注射が筋肉にどのような作用をもたらすのか、そして、ボトックス注射がフェイスラインにどのような影響を与えるのかについて、解説します。

ボトックス注射は筋肉の収縮を抑えます

ボトックスは、ボツリヌス菌という細菌が作り出すタンパク質を原料とした製剤です。ボトックスには、脳が筋肉に運動を命じるときに働く「アセチルコリン」という物質の分泌を抑える作用があります。

アセチルコリンが分泌されないと、筋肉は収縮することができません。そのため、ボトックスを注射した部分では筋肉の収縮が抑えられます。また、アセチルコリンは汗の分泌にも関与するので、わきの下などにボトックスを注射すると、汗の分泌を抑制することができます。このボトックスによる効果は、一般的に数ヵ月間ほど持続するといわれています。

「咬筋(こうきん)」に注射するとフェイスラインがシャープに

美容整形で「エラボトックス」などの名前で知られている治療方法は、咬筋にボトックス注射をするものです。

「咬筋」とは、歯を食いしばったときにふくらむエラ部分にある筋肉です。咬筋が大きく発達すると、エラが張ったり、下ぶくれ顔になったりします。そこで、このエラ部分にボトックス注射をおこなうと、咬筋の収縮が抑えられて筋肉がだんだん細くなっていきます。結果、スッキリとしたフェイスラインを手に入れることが可能なのです。

また、不必要に奥歯を強く噛むことも少なくなるので、歯ぎしりが気にならなくなる人もいる他、顎関節症の治療として用いられることもあります。

咬筋の収縮を抑えても生活に支障は生じません

咬筋は物を噛むときに使う筋肉ですが、咬筋にボトックス注射をしても、必要以上に噛む力が弱くなることはありません。物を噛むときに使われる筋肉は咬筋以外にもあり、他の筋肉で噛む力をフォローすることができるからです。

また、「うまく笑えなくなるのでは?」と不安を訴える方もいますが、笑うために必要な筋肉は咬筋とは別物なので、心配はいりません。

ボトックスは筋肉の働きを抑えるので、顔の筋肉へ注射することに不安を覚える方も多いようです。しかし、知識と経験のある医師が適切な治療をおこなえば、ほとんどのリスクは避けることができるのでご安心ください。

フェイスラインをボトックス注射で整えるメリット

フェイスラインをボトックス注射で整えるメリット

では、ボトックス注射でフェイスラインを整えるメリットについて、いくつか紹介します。

フェイスラインがゆっくり変化

咬筋にボトックス注射をする場合、変化を実感するまでの期間はだいたい1ヵ月ほどかかります。これは、咬筋の収縮が抑えられた後、筋肉がやせてフェイスラインが変わってくるまでに少し時間がかかるからです。
フェイスラインはゆっくりと自然に変化するので、治療したことをまわりの人に気づかれにくいというメリットがあります。また、変化が気に入らない場合であっても、数ヵ月後にはもとに戻ります。

治療時間が短い

エラボトックスは細い針で薬液を左右の咬筋に注射するだけなので、治療自体は10分もあれば終了します。女性の場合、施術前に注射部位のメイクを落とす必要がありますが、短時間の治療なので仕事帰りに寄ることもできます。

ダウンタイムがほとんどない

施術後の腫れやむくみが回復するまでの期間をダウンタイムといい、その間は日常の活動が制限されることもあります。
咬筋にボトックスを注射する治療では、傷はほとんど目立たず、痛みや腫れもほとんど生じません。ごくまれに内出血が生じますが、小さな青あざが数日間出る程度なので、メイクで隠すことができます。

なお、血行が良くなると内出血が生じやすくなります。治療当日の飲酒や激しい運動、サウナや長風呂は避けるようにしましょう。

フェイスラインへのボトックス注射で注意すべきこと

次は、咬筋へのボトックス注射を受ける前に知っておくべき注意点をまとめます。

骨格によるエラ張りには効果がない

ボトックス注射は、筋肉の収縮を抑えてその効果を発揮します。そのため、骨格によるエラ張りには効果が期待できません。骨格によるエラ張りは、エラ部分の骨を削ることで改善することができます。

ただし、エラの張りが骨格によるものであっても、骨の上についている咬筋を小さくすることでフェイスラインがスッキリするケースも多いです。特に、あごの骨が大きく発達している人は噛む力も強く、咬筋も発達しやすい傾向があります。「エラ張りは生まれつきだから…」とあきらめるのではなく、まず美容整形クリニックに相談してみましょう。

左右差が生じる可能性がある

人の顔は、左右で多少の違いがあるものです。そのため、同じようにボトックス注射をしても、左右の咬筋の大きさに違いが生じる可能性があります。また、治療直後は左右差がなくても、噛み癖や歯ぎしりの癖などで、効き目のあらわれ方に差が生じることもあります。

ボトックス注射は手軽な治療といわれることもありますが、注射をする位置や深さ、薬液の注入量によって効果が変わってきます。治療は、知識や経験があり、信頼できる医師のもとで受けるようにしましょう。

即効性はない

前述のとおり、エラボトックスの効果を実感できるのは注射から1ヵ月程度経過してからです。そのため、即効性を期待する方にはおすすめできません。

大切なイベントなどに合わせてフェイスラインを整えたい場合には、イベントの1~2ヵ月前にエラボトックスを受けるようにしましょう。

効果の持続は3~6ヵ月程度

ボトックス注射の効果持続期間は、3~6ヵ月程度です。ただし、固い物を噛んだり歯を食いしばったりすることが多いと、咬筋が発達してしまいます。そうなった場合、治療効果が弱くなり、効果持続期間も短くなってしまうため注意しましょう。

なお、定期的にエラボトックス治療を受けると、筋肉そのものの働きが抑えられるためシャープなフェイスラインを維持しやすくなります。また、継続的な治療をおこなうと、徐々に効果持続期間が長くなってきます。効果的な治療を受けるため、医師のカウンセリングをしっかり受けるようにしましょう。

ボトックス注射でフェイスラインを整えよう

ボトックス注射には筋肉の収縮を抑える効果があるため、エラの原因である咬筋に注射すると、フェイスラインをスッキリさせることができます。治療時間が短くダウンタイムがほとんどない上に、自然な効果が期待できるため、幅広い年齢の方に支持されています。また、定期的な治療をおこなうことで効果持続期間が徐々に長くなるという点も、大きな特徴です。

当クリニックではプライバシーに配慮し、完全個室で院長自身がていねいにカウンセリングをおこないます。そして、それぞれの方に合わせたよりよい方法を提案いたします。フェイスラインの左右差に悩む方、エラ張りで長年悩んでいる方は、ぜひ一度、当クリニックにお越しください。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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