脂肪吸引のやり方とは?手術の手順からダウンタイムまで、疑問点を解消

身体についた脂肪を直接取り除く脂肪吸引は、理想のボディを手に入れる方法として広く知られています。しかし、「脂肪吸引は怖い」という印象から、治療を躊躇している方もいらっしゃるようです。また、脂肪吸引のシステムや手術の手順がよくわからず、不安を抱えている方も多いことでしょう。

そこで今回は、脂肪吸引を安心して受けていただくために、脂肪吸引のしくみや手術の手順、そして手術後のケアからダウンタイムまで、ていねいに解説します。

脂肪吸引は、リバウンドしにくい痩身治療

まず、脂肪吸引のしくみと、脂肪吸引で得られる効果を紹介します。

脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らす治療

食事制限や運動によるダイエットは、脂肪細胞のサイズを小さくすることによって痩身効果が得られるものです。そのため、ダイエット終了後に食べすぎたり運動不足になったりすると、脂肪細胞が大きくなってリバウンドする可能性が否定できません。

しかし、脂肪吸引は脂肪細胞の数を減らす治療です。脂肪細胞の数は成人する頃に決まり、その後増減しないため、脂肪吸引を受ければ確実に気になる部位のサイズダウンが叶います。運動や食事制限が必要なく、リバウンドも起きにくい脂肪吸引は、理想の痩身治療といえるでしょう。

ダイエットでは難しい「部分痩せ」も可能

脂肪吸引を行なうことが決まったら、身体のどの部位からどれくらい脂肪を減らすのかを細かくデザインします。身体全体のバランスをみながら吸引箇所・吸引量を決定していくため、ただ痩せるだけではなく均整の取れた美しいボディになることが可能です。

また、脂肪吸引ならば、通常のダイエットでは難しい部分痩せもかなえられます。二の腕の外側や膝まわりなど運動や食事制限では痩せにくい部分も、ピンポイントで脂肪を減らせるのが脂肪吸引の大きな特徴です。

脂肪吸引のやり方~手術の流れを紹介

白いシャツを着ている女性

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それでは、実際の脂肪吸引のやり方を、流れに沿って解説します。

カウンセリング

脂肪吸引に限らず、治療前には医師によるカウンセリングをしっかり受けることが欠かせません。特に脂肪吸引前のカウンセリングは、仕上がりを左右する大切なものです。納得いくまでしっかり相談しましょう。

説明が十分でないクリニック・質問を受け付けないクリニックは避けるべきです。施術医がカウンセリングを担当するクリニックならば、治療のゴールが共有できるため、失敗が少なくなります。

手術当日の体調チェック・マーキング

体調のチェックはカウンセリング時などにも行ないますが、手術当日の体調確認も重要です。手術の実施が決まったら、脂肪吸引部位を身体に直接マーキングして手術に備えます。

麻酔

マーキング後は、麻酔です。麻酔には局所麻酔と全身麻酔がありますが、いずれの方法を選ぶかは脂肪を吸引する部位や範囲、医療機関の方針などにより異なります。不安がある場合は、カウンセリング時に確認しておきましょう。

切開

麻酔が効いてきたら、カニューレを挿入する部分を数ミリ切開します。カニューレとは、脂肪の吸引に使用する細い管です。カニューレで傷口が広がったり傷ついたりするのを防ぐために、保護具を取り付けることもあります。

チューメセント液の注入

脂肪吸引には、脂肪細胞をそのまま吸引する“ドライメソッド”と、チューメセント液と呼ばれる液体を脂肪になじませてから吸引する“ウェットメソッド”の2種類があります。ドライメソッドは出血量が多くなるケースがあるため、現在はウェットメソッドで脂肪吸引する場合がほとんどです。

ウェットメソッドで使用するチューメセント液は、以下のような働きを持つ成分で構成されています。

  • 生理食塩水:脂肪層をふくらませて脂肪を取り除きやすくする
  • 血管収縮剤:出血をおさえる
  • 局所麻酔剤:痛みをおさえる

脂肪吸引

準備が整ったら、いよいよ脂肪吸引です。何度もカニューレを出し入れして偏りなく脂肪を取り除き、美しい仕上がりを目指します。

縫合

脂肪吸引後は、切開した部分をていねいに縫合して終了です。治療にかかる時間は、脂肪を吸引する部位や範囲・吸引量により異なりますが、麻酔が効き始めてから縫合終了まで30~45分程度が目安になります。

脂肪吸引後のケアとダウンタイム

白いドレスを着ている男性

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脂肪吸引では、術後のケアも必要です。ここでは、ダウンタイムと併せて解説します。

脂肪吸引した部分の圧迫固定

脂肪吸引後は、切開した部分だけではなく吸引した部分全体をガーゼなどで圧迫固定します。圧迫は、皮下出血(内出血)やはれをおさえるために欠かせないため、自己判断で外さないでください。圧迫する期間は、おおむね3日間程度です。

縫合部位の抜糸

縫合部位の抜糸は、7~10日後に行ないます。クリニックによっては、抜糸の必要がない医療用の溶ける糸を使用することも可能です。

痛み・はれ・内出血の期間

脂肪吸引の手術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはありません。しかし、身体の組織の一部を取り除くため、手術後に痛みやはれ、内出血が生じます。

・痛み

手術後、吸引部位に筋肉痛のような鈍い痛みがあらわれます。痛みの感じ方には個人差がありますが、通常は日常生活に差し障るほどひどくなることはありません。鎮痛剤が処方されている場合は、服用して痛みをやわらげましょう。

鎮痛剤が必要なのは、手術後2~3日程度です。1週間後には、軽い運動ができるようになります。

・はれ

手術後にしっかり圧迫固定すれば、ひどいはれは避けられます。しかし、多少のはれ・むくみは避けられません。1週間程度は覚悟しましょう。はれは長くても、2~3週間ほどで落ち着くのでご安心ください。はれが引くと、サイズダウンを実感しやすくなります。

・内出血

チューメセント液の使用で出血はかなりおさえられますが、吸引した部位や周辺に内出血が生じる場合があります。範囲が広くても、10日~2週間ほどで薄く目立たなくなります。血液は体内に吸収されるため、内出血の痕は残らないでしょう。

ボディのサイズダウン

ボディのサイズダウンをはっきりと自覚できるのは、はれが完全に引く1ヵ月後くらいからです。手術から3ヵ月ほど経って身体の状態が落ち着くと、より高い効果が実感できます。

なお、脂肪は比重が軽いため、吸引しても体重の大きな減少はありません。しかし、見た目は大きく変化します。術後ははれやむくみで一時的に体重が増加する場合もありますが、体重の変化に惑わされず、ボディラインの変化を実感してください。

脂肪吸引は、知識・経験ともに豊富な医師のもとで受けましょう

脂肪吸引は、脂肪細胞の数を減らしてボディラインを整える痩身治療です。リバウンドしにくく、ボディデザインも可能な脂肪吸引は、数ある痩身治療のなかでもすぐれた方法といえるでしょう。しかし、残念ながら脂肪吸引治療ではトラブルも多く報告されています。医師の知識不足・経験不足が原因のトラブルも、あとを絶ちません。

当クリニックでは、美容外科医として30年以上治療にたずさわっている院長みずからが、すべての施術を担当します。カウンセリングには特に時間をかけ、ご納得が得られない限り治療に進むことはありません。場合によっては他の治療方法を提案し、よりよい結果が得られるように努めています。もちろん、カウンセリングのみでも構いません。脂肪吸引に興味のある方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。

脂肪吸引についてもっと詳しく知りたい方は、是非こちら↓の記事も読んでみてくださいね。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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