脂肪吸引の準備からアフターケアまで!意外と知らない仕組みを解説

脂肪吸引とは?その仕組みや施術の手順をわかりやすく紹介します

脂肪吸引は「怖い」「痛そう」というイメージがあるため、治療を受けることにためらいを感じる方も多いようです。それは、脂肪吸引がどのような治療なのか、その仕組みがあまり理解されていないことも理由の一つと思われます。

そこで今回は、脂肪吸引の仕組みをていねいに解説します。また、脂肪吸引で高い効果が期待できる理由、そして脂肪吸引とほかの治療方法の違いについても説明します。脂肪吸引にネガティブイメージを持っている方は、ぜひご一読ください。

脂肪吸引は高い効果が期待できる痩身治療です

最初に、脂肪吸引の治療の概要と、なぜ高い効果が期待できるのかについて解説します。

脂肪吸引は脂肪細胞そのものを取り除く治療

脂肪吸引は、「カニューレ」と呼ばれる細い専用の管で、脂肪細胞を取り除く痩身治療です。ねらった部分の脂肪細胞を除去することができるので、痩身効果を治療直後から実感しやすいのが特徴です。

脂肪吸引のターゲットは皮下脂肪

脂肪には、皮膚と筋肉の間につく「皮下脂肪」と、内臓まわりにつく「内臓脂肪」があります。内臓脂肪はダイエットや運動の影響を受けやすく、比較的落としやすいのですが、皮下脂肪は一度ついてしまうとなかなか減らすことができません。特に女性は、男性に比べて皮下脂肪がつきやすく、落としにくいといわれています。

しかし脂肪吸引では、この落としにくい皮下脂肪を吸引・除去します。そのため、ほかの痩身治療で十分な効果が出なかった方でも高い効果が期待できます。

リバウンドしにくく効果が長続き

脂肪細胞の数はだいたい20歳くらいまでに決まり、その後は増えたり減ったりすることはない、とされています。そのため、成人後に脂肪吸引治療を受ければ、脂肪細胞の数がその後増えることはありません。

つまり、脂肪細胞の数自体を減らす脂肪吸引は、リバウンドしにくく長期間の治療効果が期待できる痩身治療といえるのです。

脂肪吸引の仕組み

次は、脂肪吸引を受ける際の具体的な手順についてです。細かい手順は医療機関ごとに若干異なりますので、ここでは大まかな流れのみを説明します。

手術前の準備

  • カウンセリング

    脂肪吸引は、皮下の脂肪を吸引して体型をデザインする繊細な治療です。そのため、手術前にはていねいなカウンセリングが欠かせません。部分的な痩身だけではなく、全身のバランスにも配慮した治療が受けられるように、主治医としっかり信頼関係を築きましょう。

    なお、カウンセリングする医師と脂肪吸引する医師が異なる場合、引き継ぎが十分におこなわれず治療効果が思うようにあらわれない可能性があります。カウンセリング時には脂肪吸引する医師がだれであるかも、必ず確認しましょう。

  • 体調チェック

    脂肪吸引は危険な手術ではありませんが、持病や服用している薬によってはキズの治りが悪くなったり、止血が難しくなったりします。リスクを可能な限りおさえるため、事前の体調チェックはていねいにおこないます。また、手術当日も体調を確認します。

  • マーキング

    手術前には体に印をつけ、皮下脂肪の吸引範囲をデザインします。マーキングすることで脂肪の吸引量・吸引部位を確認し、効率良く治療をおこなうことができます。

麻酔から脂肪吸引まで

  • 麻酔

    手術前には麻酔をおこないます。手術範囲が狭い場合は局所麻酔、広い場合は全身麻酔で対応している医療機関もありますが、手術中の痛みや緊張に配慮して、ほぼすべての施術に全身麻酔を採用している医療機関もあります。

  • カニューレ挿入口の切開

    カニューレを挿入する部分の皮膚を数ミリ切開します。脂肪吸引時に皮膚がキズつかないように、切開口に保護器具を装着する場合もあります。

  • 麻酔液や止血剤などの入った液体を脂肪層に注入

    脂肪吸引には「ウェットメソッド法」と「ドライメソッド法」という方法がありますが、ウェットメソッド法で脂肪吸引する場合は、脂肪層に麻酔液や止血剤などの入った水溶液を注入します。水溶液により脂肪が柔らかくなり、出血のリスクもおさえることができます。

  • 脂肪吸引

    ウェットメソッド法では、注入した水溶液と一緒に脂肪を吸引します。ドライメソッドでは、そのまま脂肪を吸引します。脂肪を吸引する際は、1カ所から大量に脂肪を取り除くのではなく、さまざまな角度からバランス良く吸引し、ボディをデザインします。

手術後のケア

  • 傷口の縫合

    カニューレを挿入するために切開した部分を、ていねいに縫合します。切開範囲は数ミリなので、大きく目立つことはほとんどありません。

  • 痛み止めの処方

    麻酔の効果が切れてくると、多少の痛みを感じることがあります。痛みがつらい場合は、処方される痛み止めで症状をやわらげます。

  • 脂肪吸引部分の圧迫

    脂肪吸引部分のはれを防ぐために、ガードルやサポーターを着用します。着用期間は手術部位や脂肪吸引量などによって異なり、3日~1カ月程度となります。

  • 抜糸

    手術から7~10日後に抜糸をします。溶ける糸を使用した場合は、抜糸の必要はありません。

脂肪吸引とその他の痩身方法との違い

脂肪吸引とその他の痩身方法との違い

では、その他の痩身方法と脂肪吸引の違いを解説します。

ダイエットとの違い

食事制限や運動によるダイエットは、効果があらわれるまでに時間がかかります。しかも、確実な効果が得られる保証はありません。また、部分痩せが難しいので、ねらい通りのボディラインを手に入れるのは至難の業です。

痩身効果が得られたとしても、体型を維持するためには継続的な努力が必要です。しかし、一生ダイエットを続けることは、現実的に難しいでしょう。さらに、食事による厳しいダイエットを続けると、危機を感じた脂肪細胞がエネルギーをため込みやすくなってしまうので、痩せにくい体質になってしまいます。

そもそも、食事や運動でダイエットをしても、脂肪細胞が小さくなるだけで脂肪細胞の数が減るわけではありません。脂肪細胞の数を減らし、リバウンドの危険も少なく長期的な効果が期待できる脂肪吸引治療は、ダイエットより好ましい痩身治療といえるでしょう。

エステサロンなどで受ける施術との違い

エステサロンなどで受けるマッサージやマシンなどによる刺激で、脂肪細胞を変化させることは困難です。また、エステサロンは医療機関ではないので、劇的な痩身効果が得られるような治療をすることは不可能です。

マッサージなどでむくみが解消され、痩せたように感じることもありますが、効果は一時的なものです。終わりが見えず、長期間通うことになるので、時間やお金を無駄に使うことにもなりかねません。

脂肪吸引は安価な治療方法ではありませんが、1回の治療で長く効果が続きます。そのため、長期的な視点に立った場合、脂肪吸引は無駄の少ない経済的な治療方法といえます。

脂肪吸引の仕組みを理解して理想のボディを手に入れましょう

脂肪吸引は、運動や食事制限で落としにくい皮下脂肪を減らし、痩身効果を発揮する治療方法です。脂肪吸引で減った脂肪細胞の数は、その後増えることがないとされています。そのため、リバウンドしにくく、長期にわたり痩身効果を期待することができます。

当クリニックでは、院長みずから患者様の体型や脂肪のつき方をていねいに診察し、希望のボディを手に入れる治療方法をご提案いたします。また、体の深い部分の脂肪をバランス良く吸引する治療で、美しく見えるボディラインをデザインします。バランスのとれたボディを手に入れたい方・ダイエットでつらい思いをしている方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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