
【自然で美しい鼻を】溶ける糸を使用したメス不要のプチ整形をご紹介
鼻の整形といえば、ヒアルロン酸注入やプロテーゼ挿入が有名ですが、近年、溶ける糸でノーズアップするプチ整形も、多くの美容整形で行われています。糸を使う鼻のプチ整形は、顔にメスを入れることに抵抗がある人でも受け入れやすい治療ですが、治療後に抜糸が難しいなど、デメリットについてはあまり知られていないのが現状です。
そこで今回は、糸を使う鼻のプチ整形の概要とメリット・デメリットについて解説し、納得のいく治療を受けられるようサポートします。
糸を使った鼻のプチ整形とは?
まず、糸を使う鼻のプチ整形の方法などについて解説します。
溶ける糸を鼻柱や鼻筋に挿入するプチ整形
糸を使う鼻のプチ整形は、医療用の溶ける糸を鼻柱(びちゅう:左右の鼻の穴の間にある皮膚の部分)や鼻筋に挿入して鼻の形を整える治療方法です。
糸の挿入は、「インジェクター」と呼ばれる注射器のような器具で行います。インジェクターの先端を鼻先に押し当て、インジェクターの上の部分を押すと、糸が皮膚に挿入されます。鼻柱・鼻筋いずれの場合も、糸は鼻先から挿入します。
挿入する糸の本数や長さは、鼻のデザインによって変わります。また、糸の挿入方法(すべてまっすぐ挿入するのか、クロスさせて挿入するのか、など)も、鼻の状態に合わせてよりよい方法を選択します。
治療時間は10~20分程度です。メスを使わないので、ダウンタイムはほとんどありません。
糸を使った鼻のプチ整形でできること
糸を使う鼻のプチ整形では、挿入する糸の数や長さを変えることで、希望に応じた治療をすることができます。
例えば、鼻先を高くしたりとがらせたりすることも可能ですし、鼻先をあげて団子鼻をスッキリさせることもできます。
また、短時間で治療が終わること・ダウンタイムがほとんどないことから、仕事帰りなどに治療を受けることも可能です。鼻先が少し赤く腫れることがありますが、メイクで隠せる程度なので、目立つことはほとんどありません。
ヒアルロン酸との併用も可能
糸を使う鼻のプチ整形は、鼻の形を整えるヒアルロン酸注入治療と併用することができます。
ヒアルロン酸で鼻先を持ち上げることは難しいとされていますが、糸を使う治療であれば鼻先を高く維持することができます。これにヒアルロン酸注入を合わせることで、より理想に近い状態で鼻の形を整えることができるとされています。
糸を使った鼻のプチ整形を受けるメリット

次に、糸を使う鼻のプチ整形を受けるメリットをいくつか紹介します。
施術時間が短い
糸を使う鼻のプチ整形は、施術時間が10~20分程度と短めです。麻酔クリームを使用する場合には、麻酔の効き目があらわれるまでに約20分かかり、手術後に行う施術部分のクールダウンに10分ほどかかりますが、これらを合わせても1時間ほどで治療は終了します。
そのため、カウンセリングを事前に受けておけば、仕事帰りなどにも治療を受けることができます。
ダウンタイムがほとんどない
メスを使う治療ではないので、ダウンタイムはほとんどありません。メイクもすることができます。入浴や洗顔も当日から可能です。
ただし、医療機関によっては当日のメイクを禁止していることもあるので、治療を受ける際にはマスクを持参するようにしましょう。
自然な仕上がりが期待できる
糸を使う鼻のプチ整形は、ヒアルロン酸を使う治療よりも自然な仕上がりになりやすいといわれています。
ヒアルロン酸による鼻のプチ整形は、注入量が多すぎると鼻筋が横に広がってしまったり、鼻の付け根が不自然に盛り上がってしまったりすることがあります。しかし、糸を使う鼻のプチ整形は、溶ける糸を鼻先から挿入する治療なので、鼻筋が広くなったり鼻の付け根が盛り上がったりするリスクはほとんどありません。
また、使う糸の長さや本数で仕上がりを調整することができるので、より自然で形の整った鼻をデザインすることが可能となります。
糸を使った鼻のプチ整形で注意すべきこと
ここでは、糸を使う鼻のプチ整形を受ける前に知っておくべき注意点を解説します。
効果持続期間は半年~2年ほど
糸を使う鼻のプチ整形では、体内に吸収される溶ける糸を使用して鼻の形を整えます。そのため、永久的な効果は期待できません。
効果持続期間は、使用する糸により異なります。糸に細かなトゲのようなものがついているタイプでは、半年くらいで糸が吸収されます。一方、メッシュ状の特殊な構造を持つ糸では、2年ほど効果が持続するとされています。
そのため、鼻の形を維持するためには、定期的な治療が必要になります。
ただし、糸が吸収された後でもある程度鼻の形は維持されるので、2回目以降は挿入する糸の本数が初回より少なくなることがあります。
また、仕上がりが気に入らない場合であっても、しばらくすれば糸が吸収されるので、再度好みの形に鼻を整えることも可能です。
痛み・腫れ・内出血が生じることもある
メスを使う治療に比べて体のダメージは少なめですが、痛みや腫れ、内出血などが生じることもあります。
施術中は麻酔が効いているので、痛みを感じることはほとんどないでしょう。しかし、麻酔が切れると痛みを感じることがあります。痛みは徐々に落ち着いてきますが、1週間ほど続く場合もあります。痛みが強い場合・長く続く場合は治療を受けた医療機関に相談するようにしましょう。
糸による治療は腫れが生じにくいとされていますが、挿入部分が赤みを帯びることがあります。しかし、虫刺されやニキビ跡程度の腫れなので、メイクやマスクでカバーすることができます。
痛みや腫れは、冷やすと回復が早くなります。気になる場合は、冷やしたタオルなどで鼻を覆ってクールダウンしましょう。
その他、糸の挿入部分に内出血が生じることもあります。こちらもメイクやマスクで隠すことができる程度のものです。完全に消えるまでに7~10日ほどかかることもありますが、内出血の跡が残ることはないので、必要以上に心配しないようにしましょう。
抜糸は難しい
糸の挿入直後であれば抜糸できる場合もありますが、メスによる切開で鼻に傷が残る可能性があるのでおすすめできません。
また、溶ける糸は挿入から数ヵ月経つと組織との癒着が起こるため、抜糸することは非常に難しくなります。
そのため、どのような鼻の形にするかという点について、事前に医師としっかり相談する必要があります。
溶ける糸は時間が経てば体内に吸収されるため、鼻の形も徐々に戻ってきます。しかし、長い期間鼻の形で悩むのはつらいことです。鼻の形を医師と一緒にシミュレーションして、後悔のない治療を受けるようにしましょう。
溶ける糸を使うプチ整形で無理なく鼻の高さをアップしましょう
糸を使う鼻のプチ整形は、鼻柱と鼻筋に溶ける糸を挿入し、ノーズアップをかなえる方法です。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないため受けやすい治療ですが、効果持続期間が限られており、抜糸の難しい治療でもあります。治療を検討する際は、デメリットにも注意しましょう。
当クリニックにおける鼻の整形治療では、鼻の付け根から鼻先まで全体が美しくなることを目指しています。そして、鼻だけではなく、顔全体、特に目とのバランスに注意して治療を行うように配慮しております。鼻だけではなく顔全体を美しくみせたい方、どのような治療を受けるべきか悩んでいる方は、ぜひ当クリニックにお越しください。
銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。