こめかみから首まで!パーツごとの治療も可能な「切るフェイスリフト」

数あるアンチエイジング治療の中でも、特に高い効果が期待できる「切るフェイスリフト」。しかし「切る」治療であることから、恐怖感を持っている方も多いことでしょう。

そこで今回は、切るフェイスリフトに関する理解を深めていただくために、まず治療の概要や対象部位についてまとめました。そして、治療により得られるメリットだけではなく、生じうるデメリットについても解説しています。抜糸までの期間や痛みやはれが続く期間などにもふれていますので、治療に対する不安が大きい方はぜひご一読ください。

切るフェイスリフトはたるみ・シワを引き上げる治療

最初に、切るフェイスリフトの概要と治療対象となる部位について説明します。

切るフェイスリフトは顔を若返らせる治療

切るフェイスリフトは、皮膚だけではなく、皮膚の下にある表情筋膜を引き上げる治療です。表情筋膜は、表情筋と連動している膜のような組織で、皮下組織と表情筋の間にあります。表情筋膜を引き上げると、たるみやシワが解消されるだけでなく筋肉も同時に引き上げられるため、顔の印象が10歳ほど若返ります。

手術では、こめかみの毛の生え際や耳の前部分などを、治療範囲に応じて切開します。そして、切開した部分からこめかみやほほ、首などにいたる皮膚をていねいに剥離し、表情筋膜を引き上げます。この時、必要に応じて皮膚や脂肪を支える顔の靭帯(リガメント)を部分的に切除することもあります。その後、皮膚を引き上げて余分な皮膚を切除し、切開線に沿って縫合します。

このように、切るフェイスリフトでは皮膚表面だけではなく、皮膚の土台部分である表情筋膜をしっかり引き上げ、余分な皮膚を切り取ります。そのため、ほかの治療方法に比べて高いリフトアップ効果が期待できます。

なお、切るフェイスリフトの治療効果は10~15年ほど持続するといわれています。引き上げ効果がもっとも高いのは治療直後ですが、3ヶ月ほどかけて徐々に落ち着き、その後は少しずつ老化の影響を受けていくといわれています。

治療できる部位は大きく分けて3カ所

切るフェイスリフトでは、額・ほほ・首の3カ所が治療対象となります。3カ所を一度に治療する方法は、「フルフェイスリフト」と呼ばれます。そして、パーツごとに治療する方法は「ミニリフト」と呼ばれます。

なお、医療機関によっては「ミニフリフト」という呼び方ではなく、「こめかみリフト」「ネックリフト」といった名称で呼ぶこともあります。

こめかみから首までの悩みを一度に解決する「フルフェイスリフト」

ではここからは、切るフェイスリフトのメリット・デメリットについて説明します。まず、フルフェイスリフトについてです。

アンチエイジング効果が高いフルフェイスリフト

フルフェイスリフトでは、こめかみからほほ・首までのたるみやシワを同時に引き上げます。ほうれい線やマリオネット線の改善・あごのラインの引き締め・首のたるみの改善など、一度の治療で広い範囲に効果がおよぶため、アンチエイジング効果が高く、パーツごとの治療を受けるよりも経済的です。

また、余分な皮膚を切り取ってたるみをリセットするため、その後の老化スピードもゆっくりになります。効果はすでに述べた通り、10~15年ほど持続します。

手術時間が長くなることも

フルフェイスリフトでは広い範囲で皮膚を剥離するので、ほかの治療方法に比べて手術時間が長くなることがあります。また手術後にはれやむくみが生じたり、麻酔が切れた後に痛みがあらわれたりすることがあります。抜糸は術後7日程度で可能ですが、はれや内出血の跡などが2週間から1ヶ月ほど残ることもあります。リスクを避けるために、十分に時間の余裕がある時期に手術することをおすすめします。

切開線は術後しばらくするとあまり目立たなくなりますが、線のような治療跡がかすかに残ります。特にケロイド体質の方は、赤く盛り上がった傷跡が残ることがあるので、治療を受ける前にしっかり医師と相談しましょう。

なお、フルフェイスリフトを行っても、細かいシワが残ることがあります。このようなシワに対しては、ヒアルロン酸の注入やボツリヌストキシン注射を併用すると、よりよいアンチエイジング効果が期待できます。

気になるパーツのみを引き上げる「ミニリフト」

次は、ミニリフトについてご説明します。

気になる部分のみリフトアップできるミニリフト

ミニリフトならば、こめかみ・ほほ・首の気になる部分のみをリフトアップできます。「フルフェイスリフトをしたいけど、長いダウンタイムが気になる」という方や、「フェイスリフトはしたいけれど、メスを入れるのが怖くて決心がつかない」という方におすすめの治療方法です。症状によっては、糸を使うフェイスリフトなどを併用し、相乗効果をねらうこともあります。

ミニリフトはフルフェイスリフトに比べると切開線が短く、手術後のはれや痛みも出にくいです。また、手術時間もフルフェイスリフトより短くなることが多いため、体への負担も少なくなります。

ダウンタイムはフルフェイスリフトより短い

ミニリフトも、皮膚を切開して表情筋膜を引き上げ、余分な皮膚がある場合には切除するという点ではフルフェイスリフトとかわりありません。しかし、フルフェイスリフトに比べると切る範囲が狭いので、傷も目立ちにくく、ダウンタイムを短くすることができます。

抜糸は、フルフェイスリフトと同じく術後7日程度で行うことが多く、傷口が濡れなければ、手術した翌日から入浴することも可能です。ダウンタイムがあまり取れないなどの理由でフルフェイスリフトに踏み切れない方には、ミニリフトがおすすめです。

皮膚の土台から引き上げる「切るフェイスリフト」でアンチエイジングをかなえましょう

「切るフェイスリフト」には、こめかみ・ほほ・首までの広い範囲を治療対象とする「フルフェイスリフト」と、パーツごとに治療を行う「ミニリフト」があります。いずれの治療でも、顔の目立たないところにメスを入れ、皮膚を剥離して表情筋膜を引き上げるので、ほかの治療方法と比べて高いアンチエイジング効果が期待できます。

しかし、切るフェイスリフトは効果が高い反面、ダウンタイムが長い場合や、傷跡が残るリスクもあります。そのため、興味があるものの治療に踏み切れない、という方も少なくないでしょう。

そのような場合には、ぜひ一度当クリニックまでご相談ください。当クリニックでは完全個室でしっかりとカウンセリングを行うため、安心して治療が受けられます。また術後の経過についても相談できますので、興味があるものの治療に踏み切れないという方にとてもおすすめです。切るフェイスリフトで、より高いアンチエイジング効果を実感しましょう。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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