【フェイスリフトとは?】自分に合ったフェイスリフトの方法を知ろう

「フェイスリフト」と聞くと「手術で顔を変えてしまう」というイメージを抱く方もいるかもしれませんが、フェイスリフトは顔を変えてしまう治療ではありません。「ほんの少し若い頃の顔を取り戻す」のが、フェイスリフトです。

フェイスリフトには、メスを使う方法のほか、プチ整形に分類される方法もあります。そこで今回は、さまざまなフェイスリフトの方法を紹介し、それぞれのメリット・デメリット、さらに各治療が向いている人について解説します。

フェイスリフトとは、お顔を若返らせる治療です

でははじめに、お顔を若返らせるフェイスリフトの歴史と、フェイスリフトに分類されるさまざまな術式などについて説明します。

100年以上の歴史があるフェイスリフト

フェイスリフトが初めて行われたのは、100年以上前の20世紀はじめの頃です。当時のフェイスリフトは、顔の表面の皮膚を引っ張り上げるだけのものであったため、際立った若返り効果を得ることはできませんでした。

やがて1970年代になると、表情筋と連動する「表情筋膜」という組織を引き上げるフェイスリフトが開発されました。たるみやシワを効果的に引き上げるこの方法は、現在でも行われています。

1980年代には、組織のより深いところに働きかける複雑な術式が開発されました。この方法はほうれい線などを強力に引き上げる効果がありますが、神経損傷などのリスクがあり、また繰り返しの施術ができないという欠点があります。

そして1990年代に入ると、表情筋膜を神経のないところで切除し、引き上げるフェイスリフトが世界的に普及しました。この方法は、効果が長持ちする・10年ほど間をあければ再度施術できる・神経損傷のリスクが低い、といったメリットがあります。

プチ整形でもよく用いられているフェイスリフト

フェイスリフトは、メスを使って切る方法だけではありません。プチ整形でも、フェイスリフトに分類される方法がいくつもあります。

糸を使ったフェイスリフトは、注射針を使って突起のついた特殊な形状の糸を皮下に挿入し、たるみやシワを引き上げる方法です。糸による刺激でコラーゲンの生成もうながされるので、肌の弾力もアップします。

ヒアルロン酸注入やボツリヌストキシン注射も、フェイスリフトの方法に分類されることがあります。いずれもダウンタイムが短く、自然なリフトアップ効果が得られるため、周囲に気づかれず治療を受けることができます。また、繰り返し施術できることも大きなメリットです。

医療機器を使ったリフトアップも

ラジオ波や超音波を利用した美容医療機器によるリフトアップも、フェイスリフトに分類されます。FDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚生労働省にあたる機関)により、リフトアップ効果があると認められている医療機器としては、「サーマクール」と「ウルセラ」があります。

サーマクールは、ラジオ波を利用した美容医療機器です。サーマクールは、皮膚内部のコラーゲン繊維が豊富にある部分に熱刺激を与え、皮膚を引き締めます。

ウルセラは「ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)」を利用した美容医療機器です。ウルセラは表情筋膜を熱刺激で引き締め、リフトアップ効果を発揮します。

フェイスリフトのメリット・デメリット

フェイスリフトを理解するためには、治療方法だけではなくメリット・デメリットも知る必要があります。

切るフェイスリフトのメリットとデメリット

切るフェイスリフトの大きなメリットは、切らないフェイスリフトと比べて効果が長続きすることです。効果持続期間はおよそ10年とされますが、施術方法によっては15年程度効果が期待できることもあります。

デメリットは、メスを使うためにダウンタイムが長いことです。洗髪ができるようになるまでに3日程度、抜糸までに1週間前後かかることが多いです。そして、手術後2週間~1カ月程度は、はれや痛みなどが生じる可能性があります。

また、手術跡が若干残ることも避けられません。手術では、こめかみの毛の生え際や耳の前側など、目立ちにくい部分を選んでメスを入れます。しかし、手術直後は赤みが少し残ります。数ヶ月もすればキズ跡はほとんど目立たなくなりますが、ケロイド体質の方は症状が長く続くこともあります。

プチ整形でできるフェイスリフトのメリットとデメリット

プチ整形でできるフェイスリフトは、悩みに応じてさまざまな方法を選ぶことができます。切るフェイスリフトに比べて価格が抑えられている施術が多く、短期間に繰り返し施術を受けることも可能です。また、メスを使わないのでダウンタイムが短く、キズが残りにくいのも特徴です。そして、マイルドな効果が期待できるので、まわりに気づかれずリフトアップ効果を得ることができます。

デメリットは、切るフェイスリフトに比べて効果持続期間が短いことです。しかし、プチ整形は短期間に繰り返し施術を受けることができます。ダウンタイムも短いので、「リフトアップしたいけれど、時間が十分にとれない」という方にとっては、非常によい選択肢といえます。

医療機器によるフェイスリフトのメリットとデメリット

美容医療機器によるフェイスリフトのメリットは、メスもハリも使わないためダウンタイムがほとんど必要ないことです。もちろん、キズも残りません。

一方、リフトアップ効果が認められている医療機器が限られているため、どこでも施術を受けられるわけではありません。効果持続時間も切るフェイスリフトに比べると短く、ウルセラの効果は半年から2年ほどです。

フェイスリフトが向いている人とは

ではここからは、フェイスリフトの種類ごとに「治療が向いている人」を説明します。

切るフェイスリフトが向いている人

一般的に、切るフェイスリフトの対象は40~50歳代の方です。ただし、症状や医療機関の方針によっては、若い方も治療対象となります。そして、1回で大きな治療効果が得られるので、しっかりとリフトアップ効果を実感したい人におすすめです。

一方、切るフェイスリフトはダウンタイムが長く、手術後も抜糸などで通院しなければなりません。そのため、時間に余裕のある方向けの治療といえます。

また、皮膚を大きく切開するので、

  • キズの治りが悪くなる病気(糖尿病など)にかかっていない
  • 出血しやすい病気(血友病など)にかかっていない
  • 血液の流れをよくする薬などを服用していない

などの条件をクリアしている方に向いている治療といえます。

プチ整形でできるフェイスリフトが向いている人

プチ整形のフェイスリフトが向いている人は、顔を切るのが怖い方・こっそりフェイスリフトをしたい方・とりあえずアンチエイジングしてみたい方などです。

施術時間が短くダウンタイムもほとんど必要ないので、忙しくて十分な時間がとれない方や、ひんぱんに受診することが難しい方にもおすすめです。

医療機器によるフェイスリフトが向いている人

美容医療機器は出力の調整が可能なので、痛みが強い場合は出力を抑えて施術を受けることができます。医療機関によっては麻酔を使って痛みに対応してくれる場合もあるので、「とにかく痛いのが苦手」という方は、美容医療機器によるフェイスリフトがおすすめです。

また、プチ整形同様、顔を切るのが怖い方・こっそりフェイスリフトをしたい方・とりあえずアンチエイジングしてみたい方にもおすすめです。

そして、ダウンタイムもほとんど必要なく、ひんぱんに受診する必要もないので、忙しい方でも治療を受けやすいのが特徴です。

自分にあうフェイスリフトを見つけて、若返りをかなえましょう

フェイスリフトにはいろいろな種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。治療効果や効果持続期間のほか、受診頻度やダウンタイムなども考慮して、自分にあうフェイスリフト方法を見つけましょう。

しかし、実際の治療で得られる効果は、皮膚組織の状態や筋肉のたるみ具合、年齢などによって変わってきます。そのため、一般の人が自力で適切な治療を選ぶことは困難です。しかし当クリニックでは、長澤院長自ら完全個室でしっかりとしたカウンセリングを行っているため、人それぞれ異なる顔の状態を的確に把握し、その人にもっとも適した治療方法を提案することができます。ぜひ一度ご相談ください。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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