フェイスラインが整わないのはお肉のせい?顔にお肉がつく原因と対策

「なんだかエラが目立つようになってきた。」「顔全体のお肉がたるんできた気がする。」それは、顔の「筋肉」に原因があるかもしれません。意外かもしれませんが、顔にはいたるところに筋肉があります。筋肉は鍛えると大きくなり、使わなければおとろえてたるんできます。

そこで今回は、フェイスラインに大きな影響を与えるお肉「咬筋」と「表情筋」をメインに、筋肉とフェイスラインの関係、そして筋肉に働きかけてフェイスラインを整える方法を解説します。

噛み癖が悪いとエラ部分にお肉がつくことがあります

フェイスラインに大きな影響を与えるエラ。エラは骨格の影響も大きいですが、「咬筋(こうきん)」と呼ばれる筋肉の存在も無視できません。

「咬筋」とは、奥歯を強く噛み締めたときにぽっこりとふくらむほほのわき部分の筋肉のことです。食べ物を噛むときに必要な「咀嚼筋(そしゃくきん)」の一つで、下あごの骨を引き上げる働きがあります。

咬筋が発達するとエラが張った状態になります。

食事をするときに、奥歯の片方だけを使って噛む癖などがあると、顔全体がゆがんでしまうことがあります。顔がゆがむと余分なところに筋肉がついたり、咬筋が発達しすぎたりして、エラが張った状態になりやすいとされています。

残念なことに、エラ部分の筋肉は一度発達してしまうと、噛み癖などを直してもなかなか小さくなりません。

歯ぎしりがエラの原因になることも…

ストレスにも注意が必要です。ストレスなどで精神的な緊張が続くと、無意識のうちに歯を食いしばっていたり、歯ぎしりをしていたりするものです。このような状態が続くと咬筋が刺激され、大きく発達してエラが張ることがあります。

たとえ日中に意識して咬筋に力を入れないようにしていても、人によっては眠っている間に歯ぎしりをしてしまうこともあります。パートナーや家族に、夜間の歯ぎしりを指摘されたことがある人は、要注意です。

表情筋がおとろえるとお肉がたれてフェイスラインがくずれます

表情筋は、目・鼻・口など顔のあらゆるパーツを動かす筋肉です。表情筋は、顔の表情を豊かにするだけではなく、皮膚や脂肪を支える働きもあります。そのため、表情筋のおとろえると、筋肉が下がってくるだけではなく、皮膚や脂肪も一緒に下がってきます。

食事のときに噛む回数が少ないと表情筋がおとろえてきます

柔らかいものを好んで食べる人、早食いで食べ物をよく噛まない人などは、表情筋を十分に鍛えることができません。表情筋も筋肉なので、使わない筋肉はどんどんおとろえ、たるんできます。また、筋肉と一緒に皮膚や脂肪も下がり、たるんでくるので、フェイスラインが整わなくなってきます。

笑わない・無表情…顔の変化が少ない人も気をつけて

笑わない人・普段から感情が顔に出ないように気をつけている人は、表情が乏しく、表情筋を使うことも少ないです。また、パソコンなどを使ってデスクワークをする機会が多い人・スマートフォンを常にのぞき込んでいる人なども注意が必要です。パソコンやスマートフォンなどを使っている間に大きく表情が動くことは少なく、むしろ無表情であることが多いからです。

表情を動かさなければ、表情筋はおとろえてしまいます。普段から表情の変化が少ない人は、気がつかないうちに筋肉がたるみ、フェイスラインに悪影響を与えているのです。

マッサージやストレッチで効果がない場合はプチ整形も視野に入れましょう

ではここからは、お肉の影響でくずれたフェイスラインを整える方法を説明します。

市販のグッズで筋肉を刺激・リフトアップ

市販の小顔ローラーで顔をマッサージし、筋肉をほぐすと、血行がよくなってリンパの流れもよくなってきます。血流やリンパの流れが改善されるとむくみが解消され、老廃物の排出にもつながるため、フェイスラインがスッキリしてきます。

また、表情筋を鍛える専用グッズを使用するのもおすすめです。1日に数分のトレーニングで効果が期待できる商品のほか、EMS(弱い電流で筋肉を刺激して動かすシステム)搭載の美顔器などを使えば、無理なく表情筋を鍛えることができます。

意識して表情筋を動かすのも効果的

「市販のグッズを持っていない」「表情筋をケアする時間がとれない」という場合には、意識して表情筋を動かすようにしましょう。

たとえば、食事の際によく噛むのも表情筋のトレーニングになります。また、意識して歯ごたえのある食べ物を選ぶのも効果的です。パンであれば食パンよりもフランスパン、白米よりも玄米、ドライフルーツや生野菜、小魚やナッツ類などもおすすめです。食べ物に注意すれば自然に噛む回数が増え、表情筋を鍛えることができます。また、よく噛むことはダイエットにも効果が期待できます。

そのほか、舌を使って歯のまわりやほほの内側をマッサージするのも効果的です。これならば、移動時間やデスクワーク中でもすることができるので、忙しい人にもおすすめです。

手早く効果を得たい場合はプチ整形がおすすめ

脂肪によるたるみでフェイスラインがゆるんでいる場合には、カニューレによる脂肪吸引や脂肪溶解注射(BNLS注射)などでフェイスラインの改善が期待できます。

しかし、咬筋や表情筋など「筋肉」が原因でフェイスラインが整わなくなっている場合には、別のアプローチのほうが有効な場合もあります。

咬筋が大きく発達してエラが張っている場合には、筋肉の緊張をほぐしほっそりさせる効果のあるボツリヌストキシン注射が効果的です。咬筋の部分に細い針で注射するだけなので、施術時間は10分前後です。すぐにメイクをすることもできるので、外出ついでに治療を受けることも可能です。効果は半年~8カ月程度なので、予定に合わせて治療計画を立てましょう。

表情筋のたるみでフェイスラインが整わなくなっている場合には、糸を使ったフェイスリフトも選択肢の一つとなります。突起のついた特殊な糸で皮下組織を直接引き上げるので、表情筋のたるみにも効果が期待できます。施術時間は症状や糸の本数により変わってきますが、早ければ10分程度で終了します。効果は数年続きますが、1年毎に糸を入れ直すと、より効果的です。

そのほか、超音波を使ったHIFU(ハイフ)マシン「ウルセラ」による治療も有効です。ウルセラは、表情筋と連動する表情筋膜に働きかけ、リフトアップ効果を発揮する美容医療機器です。皮膚の土台部分からリフトアップするだけではなく、肌のハリや毛穴縮小効果も期待できます。効果持続期間は、1~2年ほどとされています。

なお、糸を使ったフェイスリフトとウルセラによる治療を併用すると、より高い効果を長期間持続することができます。

咬筋や表情筋のつき方は変えられる!早く効果を得たい場合はプチ整形も考慮して

顔にお肉がついたりフェイスラインがゆるんだりするのは、大きすぎる咬筋や表情筋のおとろえが原因かもしれません。咬筋は、噛み癖や食いしばり、歯ぎしりなどが原因で大きくなることがあります。表情筋は顔のいたるところにありますが、使わなければどんどんおとろえ、皮膚や脂肪と一緒に下がってきます。

マッサージやトレーニング、生活習慣の改善で症状を改善することはできますが、「手っ取り早くフェイスラインをなんとかしたい!」という場合には、プチ整形も考えてみましょう。メスを使わないプチ整形ならばダウンタイムも少なく、人に気づかれずフェイスラインを整えることができます。

当クリニックでは20分でできる小顔治療としてスラッシュリフトやBNLS注射、ウルセラによるフェイスリストなどのメニューをご用意しています。安心して相談できる環境も用意していますので、ぜひ当クリニックで一緒にフェイスラインの悩みを解決しましょう。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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