
狭い二重幅を広くするには?理想の二重を叶える3つの施術を紹介
目元は、顔の印象を決定づけるとても重要なパーツの一つです。理想の二重を目指してメイクを工夫したり、アイプチなどの二重のりを活用したりしている方も少なくないでしょう。
しかし、メイクや二重のりなどで目元を美しく保つのは、とても手間のかかることです。また、伸びやすい目元の皮膚に継続的に刺激を与えることになるため、まぶたのたるみを招きかねません。
「二重を作る手間から解放されたい」「ぱっちりとした二重になりたい」そのような願いを叶えるのが美容医療です。目元の魅力を際立たせる施術はいくつかありますが、今回は二重幅を広くして理想の二重を叶える、3つの施術を紹介します。
二重幅が狭い方におすすめの施術(1)二重埋没法

皮膚の切開をともなわず、施術時間もダウンタイムも短い「プチ整形」として人気なのが二重埋没法です。ただし、二重埋没法では十分な効果が期待できない場合もあるため、すべての方におすすめできる施術ではありません。
二重埋没法の施術内容
二重埋没法では、皮膚の内側にごく細い医療用の糸を通してまぶたを縫い留め、二重ラインを形成します。一重を二重にすることはもちろん、奥二重をぱっちりとした二重にしたり、二重ラインを変更して幅を広げたりすることも可能です。
なお、二重埋没法では基本的に「2点止め」で二重を形成できますが、まぶたの厚さや脂肪の量、希望の二重ラインなどにより施術内容が変わることもあります。
二重埋没法のメリット
二重埋没法はまぶたを切開せず、糸で数ヵ所縫い留めるだけなので、10~30分程度の短時間で施術が終了します。
痛みや腫れが生じにくく、ダウンタイムが3日~1週間程度と短めなのも大きなメリットです。メイクやコンタクトレンズの使用も、翌日から可能です。
二重埋没法のデメリット
二重埋没法では、施術に使用した糸が、何らかの理由で外れたりゆるんだりすることがあります。二重のラインが定着する前に糸が外れたりゆるんだりすると、まぶたが施術前の状態に戻ってしまうため、再治療が必要です。
特にまぶたに厚みがある方や、まぶたを引っ張ったりこすったりする癖のある方は糸が外れやすいため、注意してください。
また、外れた糸を放置すると、残った糸がまぶたの裏側から飛び出して角膜を傷つけるおそれがあります。角膜の傷は、視力低下や失明の原因にもなりかねないため、早急な処置が必要です。
二重幅が狭い方におすすめの施術(2)二重切開法
二重切開法は、「あと戻りしない二重まぶたを手に入れたい」という方におすすめの施術です。まぶたを切開するためダウンタイムは長めですが、二重埋没法とは異なり半永久的な効果が得られます。
二重切開法の施術内容
二重切開法は、まぶたの皮膚を切開して二重ラインを形成する施術です。二重切開法は切開するラインの長さにより、「全切開法」と「部分切開法」の2種類に分けられます。
・全切開法
二重切開法の全切開法とは、目頭から目尻までまぶたを切開し、二重ラインを形成する方法です。余分な皮膚や脂肪を取り除けるため、脂肪が多く厚みのあるまぶたもスッキリとした目元に仕上がります。
・部分切開法
部分切開法は、まぶたの一部を切開し、二重のラインを形成する方法です。切開する箇所は、まぶたの状態や希望のデザインに応じて変わります。全切開法に比べて傷が小さく縫合跡が目立ちにくいことから、部分切開法を選ぶ方も少なくありません。
二重切開法のメリット
二重切開法はまぶたを切開・縫合して二重ラインを形成するため、二重埋没法のように「糸が外れてまぶたが施術の状態に戻ってしまった」といったリスクはありません。そのため、半永久的な効果が期待できます。
また、デザインの自由度が高いのも、二重切開法のメリットの一つといえるでしょう。一重を二重にしたり、二重の幅を変えたりするだけではなく、平行な二重を末広がりタイプの二重に変えることもできます。
さらに、二重切開法ではまぶたを切開する際に、余分な皮膚や周囲の脂肪を取り除けるため、より理想に近い二重まぶたを目指すことが可能です。
二重切開法のデメリット
二重切開法のデメリットとしては、他の施術に比べてダウンタイムが長いことが挙げられます。
抜糸するのは施術から5~7日後ですが、まぶたの腫れが引いて内出血が目立たなくなるまでに最低1ヵ月は必要です。目元の不自然さがなくなり、二重幅が定着するまでには数ヵ月~半年ほどかかることもあります。
また、二重切開法は二重埋没法のように簡単に再施術できません。まぶたにメスを入れて二重ラインを形成するため、イメージと異なる仕上がりになっても施術前の状態に戻せないのです。
二重切開法を希望する場合は、失敗を防ぐために医師にしっかり希望を伝え、ゴールとなる「理想の二重」のイメージを共有したうえで施術に臨みましょう。
二重幅が狭い方におすすめの施術(3)眉下切開リフト

眉下切開リフトは二重切開法に比べて傷跡が残りにくく、ダウンタイムが短い施術です。「目元の印象を大きく変えたくない」「ダウンタイムが短いほうがいい」という方には、眉下切開リフトをおすすめします。
眉下切開リフトの施術内容
眉下切開リフトとは、眉の下辺ラインに沿って切開し、余分な皮膚を取り除いてたるみを引き上げる施術です。
目元に覆いかぶさる皮膚がリフトされるため二重幅が広くなり、自然で若々しい仕上がりを目指せます。また、目の周りの筋肉や脂肪へのアプローチも可能です。
眉下切開リフトのメリット
眉の下部分は切開しても腫れにくく、傷が残りにくいのが特徴です。そのため、まぶたを切開する二重切開法に比べてダウンタイムが短く、施術から3日目には腫れ、赤み、むくみなどはほとんど目立たなくなります。
また、縫合跡が目立ちにくいのも眉下切開リフトのメリットの一つです。たしかに、抜糸までの約1週間は縫合部分に糸が付きますが、肌になじむ色のテープで治療部位を保護するため、それほど目立ちません。
さらに、抜糸後はコンシーラーなどを使えば、傷跡をカモフラージュできます。個人差はあるものの、縫合跡自体は早ければ1ヵ月ほど、長くても3ヵ月ほどで目立たなくなる場合がほとんどです。
なお、眉下切開リフトでは、まぶたにメスを入れて二重ラインを形成するわけではないため、目元の印象が大きく変わりません。そのため、「印象変化は避けたい」「周囲に施術を受けたことを知られたくない」という方にもおすすめの施術です。
眉下切開リフトのデメリット
眉下切開リフトは、まぶたの余分な皮膚を取り除きたるみを引き上げる施術なので、一重まぶたを二重まぶたに変えることはできません。また、たるみで細くなってしまった二重幅を広げる効果は期待できますが、もとの二重幅を超えて大幅に広くするのは不可能です。
加えて、眉下切開リフトはくぼみ目の改善には向きません。眉下切開リフトを受けるとまぶたの厚みが薄くなるため、かえってくぼみ目が強調されるおそれがあるためです。したがって、二重幅だけでなく目のくぼみにも悩んでいる場合は、眉下切開リフトの施術を受ける前に医師としっかり相談するようにしましょう。
二重幅のお悩みは、美容整形で解消できる
二重幅の悩みは人それぞれです。メイクや二重のりなどで目元の印象を変える方法もありますが、長期的な効果を望むなら、美容整形も検討してみましょう。「整形までするのはちょっと……」と躊躇する方も少なくないですが、美容整形には数多くのメリットがあることも事実です。
しかしながら、まぶたの状態を的確に判断し、理想の二重を叶える施術方法を選ぶのは簡単なことではありません。また、原因やご希望、まぶたのタイプにより最適な施術は異なります。
「どの施術を選ぶべきかわからない……」そのような場合は、当クリニックにお気軽にご相談ください。まぶたの状態を丁寧に診察し、数ある選択肢のなかからよりよい結果につながる施術をご提案します。
銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。