眉下切開リフトに痛みはある?痛むタイミング、程度、対処法を解説

眉下切開リフトは、上まぶたのたるみを改善して、目元をスッキリさせたい方におすすめの施術です。まぶたを傷つけないためダウンタイムが短く、傷跡が残りにくいのが特徴ですが、痛みに対する不安から施術を躊躇している方もいるでしょう。

そこで今回は、実際に当院で眉下切開リフトを受けた方たちの体験談をもとに、施術の各段階でどの程度の痛みが生じるのかを解説します。痛みを感じにくくする方法や、痛みを軽減する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

眉下切開リフトとは?

まずは、眉下切開リフトの概要と施術の大まかな流れ、特徴などを知っておきましょう。

眉下切開リフトの概要

眉下切開リフトとは、眉の下辺に沿ってメスを入れ、たるみの原因となっている余分な皮膚を取り除く施術です。症状に応じて筋肉の処置や脂肪の除去も可能で、重たいまぶたをスッキリした印象に変える効果が期待できます。

眉下切開リフトを選ぶメリット

皮膚の構造上、眉下は切開しても腫れが生じにくい部分です。そのため、眉下切開リフトはまぶたを切開する施術に比べて術後の負担が少なく、ダウンタイムが短くて済みます。

また、眉下部分は切開後の跡が残りにくく、傷の部分がふくらむこともほとんどありません。施術直後は縫合した跡が多少わかりますが、まゆ毛で隠れるため目立たず、コンシーラーなどを使えば簡単にカモフラージュできます。

さらに、目元の印象が大きく変わらないのも、眉下切開リフトの特徴の一つです。余分な皮膚を取り除いてたるみを引き上げる施術なので、一重の方はかぶさりのないスッキリとした目元に、二重の方はたるみのない美しい二重まぶたを目指せます。

施術の大まかな流れ

次に、眉下切開リフトの施術の流れについて簡単に紹介します。

  1. 施術前の診察で、上まぶたのたるみの状態をしっかり確認する
  2. 切除する皮膚の幅、厚みを正確に見極め、美しく仕上がるよう丁寧にデザインする
  3. 切開するラインを皮膚にマークする
  4. デザインが決定したら、眉下部分を切開して余分な皮膚を除去する
  5. たるみを引き上げて、眉下のラインに沿うように縫合する
  6. 施術から1週間後に抜糸して完了

【眉下切開リフト】施術段階別の痛みのレベル

ここからは、眉下切開リフトの各施術段階で生じる痛みについて解説します。

麻酔注射時:チクッとした痛みを感じる

眉下切開リフトでは、切開するラインを皮膚にマークしたあとに、麻酔薬を注射します。

麻酔薬は施術部位(眉下のライン)に沿って数回に分けて注射するため、針を刺すたびにチクチクとした痛みを感じますが、我慢できないほどの痛みではありません。

なお、眉下切開リフトの施術中で最も痛みを感じるのは、この麻酔注射時です。

施術中:麻酔で痛みはほとんど感じない

メスを使用するのは、麻酔が効いてからです。

感覚がほとんどなくなるため、メスによる皮膚の切開やハサミによる皮膚の切除、電気メスによる止血、針を用いた皮膚の縫合など、いずれの場面でも痛みは感じません。

当院で施術を受けた方のコメント
「(施術中の)感覚はまったくありません。」
「治療中の痛みは一切なかったです。」

施術から数時間後:ズキンズキンとする痛みが少し出る

施術直後はまだ麻酔が効いているため、まったく痛みはありません。ただし、施術が終わって麻酔の効果が切れると痛みが少しずつ出てきます。

痛みの感じ方は人それぞれですが、「切り傷を負ったときのようなズキンズキンする感じ」というのがとても近い表現です。もっとも、施術後の痛みも我慢できないほどではないので、ご安心ください。

当院で施術を受けた方のコメント(施術から3時間後)
「(麻酔が切れると)ジーンと痛い。」
「ズキズキした感じ。」
「(痛み止めを飲んでいなくても)我慢できないほどではない。」
「歯の治療のあとよりは楽です。」

施術翌日以降:腫れはあるものの、強い痛みはない

施術を受けた翌日以降は、腫れやむくみでまぶたの重い感じはあるものの、触ったり押さえたりしなければ痛みはほとんど感じないでしょう。

そして、施術から3日も経てば腫れもほとんど目立たなくなります。なお、抜糸時も痛みを感じることはありません。

当院で施術を受けた方のコメント(施術翌日)
「痛みはほとんどないです。」

当院で施術を受けた方のコメント(抜糸時の感覚)
「(糸が取れて)スッキリした気持ち。」
「痛みは全然ないです。」

当院で施術を受けた方のコメント(抜糸後の感覚)
「まぶたの感覚があまりない。」
「長い間正座していたような感覚。」

眉下切開リフトで生じる痛みへの対処法

眉下切開リフトは痛みの少ない施術ですが、「それでも痛みが心配……」という方もいるでしょう。そのような方のために、各施術段階における痛みへの対処法を紹介します。

麻酔注射時の痛み

麻酔注射の痛みに強い不安がある方や、痛みに対して過敏な方に対しては、全身麻酔が選択される場合もあります。

ウトウトと居眠りをしたような状態で施術を受けられるため、注射時の痛みはもちろん施術中の痛みもまったく感じません。

ただし、全身麻酔の場合は、施術前に食事を摂れないなどの制限があります。施術当日に全身麻酔を希望されても対応が難しいため、必ず事前カウンセリング時に医師にご相談ください。

施術後の痛み

施術後の痛みは、施術部位を冷やすことで軽減できます。施術を受けた日は、施術部位にガーゼやタオルで包んだ保冷剤をあて、できるだけ冷やすようにしてください。

また、まぶたを心臓より高い位置に保つのも、痛みの軽減に役立ちます。ソファなどで横になるときは枕やクッションを使い、頭の位置が下がりすぎないようにしましょう。就寝時も、少し枕を高くするのがおすすめです。

それでも痛みが気になる場合は、我慢せずに、クリニックから処方される鎮痛薬を早めに服用してください。痛みが強くなってから鎮痛薬を服用すると、十分な効果が得られないおそれがあります。ただし、鎮痛薬を立て続けに飲むのはNGです。自己判断で薬の量を増やすのもいけません。用量用法はきちんと守りましょう。

なお、入浴やサウナ、激しい運動など血行がよくなる行動は控えてください。同様の理由で、飲酒も避けなければなりません。血行がよくなると、痛みを強く感じやすくなります。

施術後の痛みが続く場合には、担当医に相談を

鎮痛剤を飲んでも耐えられないほどの痛みがある場合や、施術から数日経っても強い痛みが続く場合は、担当医に連絡しましょう。

万が一に備え、休診時や診療時間外の連絡方法などアフターフォロー体制を確認し、迅速な対応が期待できるクリニックを選ぶことも大切です。

アフターフォローも万全!眉下切開リフトは当クリニックにお任せください

眉下切開リフトは、上まぶたのたるみを改善して、自然な若々しい目元を目指す方におすすめの施術です。ダウンタイムが短く、施術中や施術後に強い痛みが生じることもほとんどありませんが、痛みの感じ方には個人差があります。

「手術は受けたいけれど、痛みに敏感だからとても心配……」など、痛みに対する不安がある場合は、フォロー体制が充実している当クリニックにご相談ください。当クリニックでは、患者様のご希望に応じて全身麻酔にも対応しています。お電話での相談は24時まで受け付けており、LINE相談も可能です。眉下切開リフトは、当クリニックにお任せください。

記事の監修者:長澤 誠一郎

1984年慶應義塾大学医学部卒業。
医学博士。
日本美容外科学会認定専門医。
多くの治療実績を積みながら、
大手美容外科での院長経験を経て、2010年に銀座長澤クリニックを開院。
現在は日本美容外科医師会の理事を務める。
銀座長澤クリニックのすべての治療を担当している。

銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。

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