
眉下リフトにダウンタイムはある?症例写真で2週間の経過を詳しく解説
「上まぶたのたるみを改善したい」「印象を大きく変えずに目元をすっきりさせたい」とお悩みの方におすすめなのが、「眉下リフト」です。
眉下リフトは傷跡が残りにくい施術ですが、メスで皮膚を切開することが避けられないため、ダウンタイムに強い不安を感じる方も少なくありません。
そこで今回は、実際に当院で施術を受けた方の症例写真をもとに、ダウンタイムにおける目元の経時変化を詳しく解説します。写真だけではわかりにくい痛みなどの自覚症状も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
眉下リフトとは?
まずは、眉下リフトの特徴を簡単に説明します。
◇眉下リフトとは、眉下の皮膚を切除するたるみ治療
眉下リフトとは、その名のとおり眉の下部分の皮膚を切除して上まぶたのたるみを改善する施術です。
皮膚の構造上、眉下は切開しても大きく腫れることがあまりありません。そのため、眉下リフトのダウンタイムは短くて済みます。
また、眉下リフトでは眉の下辺に沿って切開・縫合するため、傷跡がほとんど目立たないのも特徴の一つです。かすかに薄いラインは残りますが、眉毛でほとんど隠れてしまうため、目立つ傷跡を残したくない方にもおすすめです。
なお、眉下リフトの施術対象となるのは、加齢にともなうたるみだけではありません。二重のり(アイプチなど)をはじめとした美容アイテムや、目の酷使によるまぶたのたるみにも効果が期待できるため、幅広い年齢層に人気があります。
眉下リフトのメリット
次に、眉下リフトのメリットについて解説します。
・ダウンタイムが短く、当日のメイク・洗顔も可能
すでに述べたとおり、眉下リフトのダウンタイムはほかの施術より短期間で済みます。傷の部分に触れなければ、当日のメイク・洗顔も可能です。施術後数日で、コンタクトレンズも装着できるようになります。
・傷跡が眉に隠れるので目立ちにくい
傷跡が眉に隠れて目立ちにくいのも、眉下リフトの大きなメリットです。施術直後は縫合した部分の色が少し濃くなりますが、伊達メガネやコンシーラーを利用すればほとんど目立ちません。傷跡を残したくない方はもちろん、施術を受けたことを他人に知られたくない方にもおすすめです。
・目元の印象があまり変わらない
眉下リフトは、目元に覆いかぶさっている余分な皮膚を取り除き、たるみを引き上げる施術なので、二重形成術のように目元の印象が大きく変わることはありません。そのため「目元の印象を大きく変えたくない」という方にもおすすめの施術といえます。
眉下リフトにダウンタイムはある?施術2週間の経過を紹介
それでは、眉下リフトの施術後2週間の経過を症例写真とともに見ていきましょう。
なお、施術後の経過は長澤院長公式YouTubeチャンネルでも見ることが可能です。手術中の様子も公開していますので、ぜひご覧ください。
施術当日:上まぶたが軽く腫れる

こちらは、施術から6時間経過後のまぶたの様子です。
施術直後は少しまぶたが腫れる程度で二重もはっきり見えますが、時間の経過とともに上まぶたの内出血が目立ち始め、腫れが出てきます。まぶたが重くかぶさる感じもあります。
違和感はあるものの、まぶたは問題なく閉じることができるため、寝るときに支障はありません。
術後しばらくすると麻酔が切れるためズキズキした痛みを感じますが、我慢できる程度です。なお、痛みや腫れは施術後に冷やすと少し楽になります。痛みが強い場合は、必要に応じて痛み止めを使用しても構いません。
施術翌日:腫れが目立ってくる

施術翌日の写真です。
まぶたは腫れとむくみでプヨプヨになり、二重がほとんど見えなくなりますが、痛みはほとんどありません。気になるのは、まぶたの重い感じだけです。
保護テープを外して縫合部分を見てみると、縫い目自体はそれほど目立たないものの、血液が固まって黒いラインのようになっています。
伊達メガネをかければ赤みも腫れも多少目立たなくなりますが、このままの状態で仕事をするのは難しいかもしれません。特に、人と接する仕事をしている方は、休みを取るほうが無難でしょう。
施術後2日目:下まぶたにむくみが出る
施術から2日経過後の写真です。
前日に比べて上まぶたの腫れはだいぶ引きましたが、まだ二重ははっきりしない状態です。そして、下まぶたにむくみが出てきます。特に目の下部分・鼻の根元・目頭のむくみが目立っています。
目の下部分がかなりむくみでこぼこになっていますが、これは内出血が下に降りてきたことが原因です。このような状態になる可能性があることを知っておかないと、少し驚くかもしれません。
施術後3日目:むくみが落ち着いてくる

眉下リフトの施術から3日後の写真です。
上まぶた・下まぶたともむくみがかなり落ち着いてきます。赤みもだいぶ目立たなくなりますが、下まぶたのふくらみはまだ少し気になるかもしれません。
また、まぶたの重い感じがなくなり、二重のラインも見えてきます。この頃になると、回復の過程で傷跡に軽いかゆみを感じることがあります。かゆみが強い場合には、主治医にご相談することをおすすめします。
施術後4日目:腫れは50%程度回復する

施術4日後の写真です。
痛みはなく、かゆみもほぼなくなるとともに、目が開けやすくなります。腫れはピーク時の50%ほどに落ち着いてきます。
ただし、まぶたに腫れが残っているため、コンタクトレンズは少し入れにくいです。装着できないわけではありませんが、うまくいかない場合は無理をしないようにしましょう。
まだ抜糸前ですが、伊達メガネをかければ傷も腫れも目立たないので、見た目の違和感はほとんどありません。仕事に復帰しても問題ないでしょう。
施術後5日目:赤み・腫れがほぼ目立たなくなる

施術から5日後の写真です。
よく見ると縫合跡はわかるものの、まぶたの赤み・腫れはほとんどありません。腫れがかなり治まっているため、コンタクトレンズの装着もスムーズです。すでに施術部分の洗顔も許可され、少しずつ施術前と同じ状態に戻りつつあります。
とはいえ、まぶたの軽いかぶさり感は続いており、二重のラインもまだはっきりしていません。虫刺されに似たかゆみが出る場合もあるため、時折指で押さえたくなることもあるでしょう。
施術後7日目:抜糸する

施術から7日目、抜糸当日の写真です。
傷跡はかなり目立たなくなります。顔を近づけてよく見るとまぶたの赤み・むくみが少しわかるかもしれない、という程度にまで落ち着いてきます。
まぶたの感覚がまだ少し鈍いと感じることもありますが、上まぶたのたるみが改善され、かなりすっきりした印象になります。
施術後15日目:傷跡にやや赤みがあるものの、ほぼ普段どおりになる

最後に、眉下リフトのビフォーアフター写真を比べてみましょう。上段が施術前、下段が施術から15日後の写真です。
施術から2週間も経てば、腫れ・むくみはほぼ解消され、二重のラインもくっきりしてきます。まぶたが軽くなり、目をしっかり開いている感覚もあるため、「視野が広くなった」と感じる方もいるでしょう。
縫合部分に少し赤みは残りますが、伊達メガネをかければほとんど目立ちません。赤みは2~3ヵ月かけて少しずつ薄くなっていきますが、気になる場合はコンシーラーなどでカバーしましょう。
【眉下リフトのダウンタイム】傷跡が気になる場合の対処法
「傷の赤みが気になる」という方のために、コンシーラーで傷跡をカバーする方法を紹介します。
コンシーラーは、指先にのせて使えるリキッドタイプやクリームタイプがおすすめです。少量を指先にのせ、軽くたたいてなじませながら赤みを消していきましょう。
しかしながら、赤みを消すことだけに集中してしまうとコンシーラーが濃くなりすぎ、白浮きしてしまいます。赤みが強く、線状に傷が入っている部分を中心に、少しずつコンシーラーをなじませていきましょう。
眉下リフトは、ダウンタイムが短いたるみ改善治療
眉下リフトは手術直後に腫れやむくみ、赤みが少しあらわれますが、抜糸をする7日目にはほぼ気にならなくなります。縫合後の傷も目立ちにくく、伊達メガネやコンシーラーを使えばほとんどわかりません。「まぶたのたるみを改善したいけれど、ダウンタイムが心配……」という方は、ぜひ眉下リフトをご検討ください。
なお、当院の長澤院長も眉下リフトの施術を経験済みです。ご希望があれば、院長の眉下の施術跡を実際に見ていただくこともできます。術後の経過や仕上がりが気になる方は、院長にご相談ください。患者様の気持ちに寄り添い、よりよい効果が期待できる治療をご提案します。
銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。