
顔のたるみに効果あり!1日3分の簡単な顔の運動をご紹介
「しっかりスキンケアをしているのに、顔のたるみが気になる。」「体重が減ったのに、フェイスラインがはっきりしない。」そんな場合は、筋肉のおとろえが原因で顔全体にたるみが生じているのかもしれません。
そこで今回は、顔の筋肉がどのようにたるみと関係しているのかを説明します。そして、たるみが生じやすい顔のパーツごとに、筋肉を鍛える運動を紹介します。「何をやってもたるみが解消されない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
顔の筋肉のおとろえはたるみに直結します
まず、顔の筋肉とたるみの関係について説明します。
顔には30種類以上の筋肉があります
顔には、目をあけたり閉じたりする「眼輪筋(がんりんきん)」、口のまわりにある「口輪筋(こうりんきん)」、口角を動かす「頬筋(きょうきん)」など、たくさんの筋肉があります。このように顔の表情を豊かにする筋肉は「表情筋」とよばれ、30種類以上の種類があります。
しかし、日常生活でよく使う表情筋は一部に限られ、半分以上はほとんど使われていないともいわれています。そして使われない筋肉は徐々におとろえ、細くなっていきます。
表情筋とたるみには深い関係があります
腕や足などでは、関節などを動かすために筋肉は骨についている場合が多いです。しかし、表情筋は骨ではなく皮膚についています。そのため、表情筋がおとろえてくると、筋肉で皮膚や皮下脂肪を支えきれなくなり、たるみが生じます。
一方、表情筋をしっかり鍛えると、筋肉が発達してたるみが生じにくくなります。また、筋肉を鍛えると、皮膚や皮下脂肪が一緒に引き上げられてくるので、顔全体のたるみが少なくなってきます。
このように、表情筋は体のほかの部分に比べて皮膚や皮下脂肪とのかかわりが深くなっています。そのため、表情筋のおとろえは顔のたるみに直結するのです。
たるみに効果あり!毎日できる簡単な顔の運動をご紹介
顔のたるみを防ぐためには、表情筋を鍛えることが必要です。そのため、ここからは顔のたるみ解消に効果が期待できる表情筋を鍛える運動を、パーツごとに紹介します。
なお、顔を動かす前にはしっかり肌を保湿して肌ダメージを防ぎ、シワなどの癖がつかないように心がけましょう。途中で乾いてしまったら、追加で保湿することも大切です。また、運動時には鍛えている筋肉を意識すると、よりよい効果が期待できます。
顔全体をほぐす運動
まず、顔全体をほぐす運動です。この運動は、準備体操にあたるものです。簡単にできるので、スキマ時間を利用して何回も行いましょう。
- 鼻のあたりを中心に、ゆっくりと顔全体を縮める。
- 思いっきり縮めたら、それを5秒間キープする。
- 顔をリラックスさせる。
- 顔全体を外側に広げるようにして伸ばす。
- 思いっきり伸ばしたら、それを5秒間キープする。
- 顔をリラックスさせる。
この運動は、手や道具を使う必要はありません。表情筋を意識して、顔の筋肉だけで縮めたり伸ばしたりしましょう。顔がほんのりあたたまるまで数回続けると、より効果的です。
目のまわりのたるみが気になる人は眼輪筋を鍛える運動
目のまわりにハリがなく、シワやたるみが気になる場合は、眼輪筋を意識して鍛える運動をしましょう。方法は、わずか2ステップです。
- 目をできるだけ大きく見開く
- ゆっくりと目を閉じ、最後にギュッと固く閉じる。
これを何度も繰り返します。両目を一度にトレーニングしてもいいですし、片目ずつ交互に行っても効果があります。
頬のたるみに効果的な頬筋トレーニング
頬のたるみが気になる場合は、頬筋を鍛える運動がおすすめです。
- 割り箸を横にして、中央を口でくわえる。
- 口角と頬の筋肉を意識して上げ、「イ」の口の形で30~60秒キープする。
なお、歯ぐきの外側をなぞる際には、舌先に力を入れて3秒ほど時間をかけてゆっくり押すのがポイントです。慣れてきたら、1日30回を目指しましょう。
二重あごだってトレーニングで変わります
あごがたるんでいる、あるいは二重あごで悩んでいるような場合でも、適切な運動をすれば少しずつあごのラインがシャープになってきます。
- 親指と人差指であごの骨をはさんで押す。
- 上を向き、顔の筋肉を意識しながらゆっくり「あ・い・う・え・お」と発音する 。
- 上を向き、舌を鼻のほうに伸ばす。
親指と人差指で骨を押すときは、あご先からスタートして耳の下あたりまでやさしく押していきます。また、2番では実際に声を出す必要はありません。口を大きくあけ、顔全体の筋肉を使うつもりで運動しましょう。
EMSマシンの利用も効果的
EMSシステム搭載の家庭用美顔器の利用も、表情筋への効果が期待できます。EMSは、電気刺激で筋肉を収縮させる医療機器のことです。顔専用のEMSマシンを使えば、表情筋を無理なく動かし、運動した場合と同じような効果が期待できます。
運動ができない場合は意識して表情筋を動かして
今回ご紹介した運動は、一部を除き道具は必要ありません。いつでもどこでも、気になったときにすぐに実行できます。たとえば、テレビをみているとき・入浴時などスキマ時間をうまく使って運動を習慣にしてしまえば、毎日継続して運動ができるようになります。
そして、運動する余裕がないときは、意識して表情筋を動かすようにしましょう。よく噛むこと・はっきり話すこと・大きな口をあけて笑うこと・にっこりするときに意識して口角を上げることなども、表情筋を鍛える立派なトレーニングです。
しかし、運動自体がストレスになってしまうと、続けることが難しくなってしまいます。心や体に余裕がないときは、無理をしないようにしましょう。
表情筋の運動で顔全体のたるみを防ぎましょう

顔には、目や口などのパーツを動かす「表情筋」とよばれる筋肉がたくさんあります。表情筋は骨ではなく皮膚についているため、おとろえてたるんでくると皮膚や脂肪も一緒にたるんできます。しかし、表情筋を鍛えれば、顔のたるみを防ぐことができます。
表情筋を鍛える運動はいろいろありますが、悩みの内容によって方法が異なります。たるみ予防のためには毎日短時間でも運動をするほうがよいのですが、時間がない場合は意識して表情筋を動かすようにしましょう。
しかし、できてしまったたるみを解消するためには、膨大な時間と手間がかかります。そこで、手早く顔のたるみを解消したいならば、当クリニックでの美容整形もご検討してみてはいかがでしょうか。
当クリニックでは、たるみやシワを引き上げ、高い若返り効果が期待できる「切るフェイスリフト」をはじめ、糸を使ったフェイスリフトやボツリヌストキシン注射などのメニューをご用意しています。また、超音波照射によって筋膜を引き上げてたるみに効くHIFU(ハイフ)マシンも効果的です。皮膚の深い層に届く設計なので、肌表面が傷つくことや痛みが生じることもありません。
「たるみを解消したいけれど、時間がない。」という場合には、ぜひ一度当クリニックにご相談ください。
銀座長澤クリニックは、あなたのお悩みに向き合い、どのようなことでも親身にお応えします。
お問い合わせは無料ですのでお気軽にご相談ください。